あさイチに出演された松岡修造さん、熱すぎるキャラで有名ですが、そのポジティブ思考の裏には様々なご苦労があったようです。
テニスの才能は無かった?!
8歳の時にテニスを始めた松岡修造さん、当初からずっと才能の無さを指摘されていたそうです。
一方、同時期に始めた兄は優秀で才能にあふれていたとのこと。コーチ達は修造さんには指導せず、才能あふれる兄に期待し、熱心に教えていたそうです。
その時のことを振り返り、修造さんはこのようにお話されていました。
「頑張って試合で勝つことがあっても、褒められるどころか、負けた方ばかりにコーチが教えた。当時は本当に複雑な気持ちだった」
しかし、ここで腐らないのが松岡修造さん。結局勝つことが周りを見返すのだと、才能の無さは努力でカバーできると幼心に学び、持ち前の負けん気で努力を重ね、中学では全国優勝を果たしました。
病気との闘い
ところがある時、伝染性単核球症という病気にかかってしまったとのこと。コートで3時間くらいは平気で走り回れたはずが、たった1分でへとへとになってしまう、このような疲労感、倦怠感を伴う病気で2か月間入院していたそうです。
その時に彼がポジティブになれる方法として見つけたのが、笑顔を作ること。
辛い時はしかめっ面になって下を向いてしまう、そして下を向けばマイナス思考になってしまう。
そこで考えたのは、どんなに辛くても表情は笑顔でいること。笑顔にすることで不思議とマイナス思考は消えて気持ちが落ち着いてきたそうです。
病室のベッドで1人横になって笑顔を作っていた松岡修造さんを思い浮かべると健気な気持ちになります。でもこの笑顔には意味があったのですね。
不眠にも笑顔
松岡修造さんは、実はとても緊張してしまうらしく、試合前などは眠れない夜を過ごしていたそうです。そんな眠れない夜も寝室で笑顔!
また嫌な事があった日、思い出してイライラし始めると笑顔!
そんな風にベッドで笑顔を作っているうちに顔が疲れてきてそのまま寝てしまうそうです。面白い・・
松岡さんいわく、笑顔になることでリラックスし血流がよくなり眠れるのだとか。今度イライラした時試してはいかがですか。