強制わいせつ事件で書類送検されたTOKIOの山口さんについて、アルコール依存症ではないかとうわさが流れる中、会見の中で、メンバーから
「正直、僕らは山口がアルコール依存症だと思っていました。でもいろんな病院に診断を求めてもアルコール依存症っていう診断は出ないんです」
と話していました。
アルコール依存症とはどんな基準で診断されるのでしょうか
まず飲酒については3段階に分かれます。
A 正常飲酒 B 有害な使用 C アルコール依存症
アルコール依存症の診断ガイドラインは以下の6つ。過去1年間に、この中の3項目以上が同時に1ヶ月以上続いたか、または繰り返し出現した場合に「アルコール依存症」と診断されます。
1.お酒を飲みたいという強い願望、脅迫感
2.お酒を飲む”時間”や”量”をコントロールできない
3.お酒がないと禁断症状が出る(手のふるえ、発汗、吐き気、不眠、イライラ、不安感など)
4.アルコールに対する耐性が増加し、酒量が増える
5.大切にしていた家族、仕事、趣味などよりも飲酒をはるかに優先させる状態になる
6.明らかに有害な結果が起きているにもかかわらずお酒を飲んでしまう
この中でも2の「お酒を飲む時間や量をコントロールできない」は連続飲酒と呼ばれ、体がアルコールに完全に依存し、体にアルコールを維持しておくために数時間おきに一定のアルコールを飲み続ける状態で、ほぼすべてのアルコール依存症患者はこの症状に陥っているそうです。
アルコール依存症と診断されなくても、アルコール関連でたびたび問題を起こす人はの多くは、アルコール依存症の前の段階の「有害な使用」となります。
山口さんが、ただお酒が好きなだけの「正常な飲酒」でなのか、それとも「有害な使用」なのかは分かりません。でも強い意志があれば人生は必ずやり直せます。応援してます!頑張ってください!